作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやく。そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もうひとつの助走」をはじめ、黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集。
(「BOOK」データベースより)
もうひとつの助走
線香花火
過去の人
選考会
巨乳妄想症候群
インポグラ
みえすぎ
モテモテ・スプレー
シンデレラ白夜行
ストーカー入門
臨界家族
笑わない男
奇跡の一枚
(「BOOK」データベースより)